何の未練も持たない女
辛い事が重なると、現実逃避したくなる日もある
手っ取り早い逃避
海外にぴょーんと行っちゃいたいな、とかね
でもなかなか旅行以外で日本を飛び出す勇気を持つことができないまま
30歳になったわたし
でも映画の中での逃避はそんなもんじゃぁない☆☆☆
パブロピカソの愛人 「アドリアナ(マリオン・コティヤール)」
1920年代の女性アドリアナは、いつでも可愛い洋服に身を包み
パブロピカソのミューズであり、ベルエポック時代を崇拝している
そして主人公と一緒に時代を超え、1890年代に行った結果、、、、
あっさりとその時代に残っちゃった!
何のしがらみもなく、身1つで自分の居場所を変える事ができる勇気
家族、仕事、恋人、友人全部を捨てるだけの魅力がベルエポックという時代にあったのか
彼女にとっては1920年代の自分を取り巻くものにそれだけの魅力もなかったのか
それは、パブロピカソも含めて
そして、一緒に時代を超えたこの主人公も含むという事になるけどね
今の世に未練がないこと、、、、それって実は究極に残酷
結局海外への逃避すらできなかった私って案外幸せだった?
ということにしとこう♡
『ミッドナイトインパリ』 2011年