血税使いたい放題な女
クリスマスに彩られた銀座を一人でフラリと歩きました♪
目的地はCHANEL♡
残念ながらリッチにお買い物♪ ではなくて修理のできた靴を受け取りに。。。
唯一持っているCHANELのShoes 昨年のクリスマスプレゼント♡
パパからもらったクラリネットばりに大切に履いていたはずが
今年も履こうと思い箱から出すと、、、なんかめくれてる!!!壊れてる!!!
で 修理ができたので受け取りに☆
伝票を出して かわい過ぎる 美し過ぎる 一部ロゴが露骨すぎる
そんな“おくつ様”たちに囲まれていると
わたしの前にカップル、、、?が
還暦くらいのおじさまと私くらいの壇蜜的な女性♡
4足の靴から1足を選びかねているご様子
すると男性が「全部買っちゃえば良いよ!」
わぉ☆
「うん。。でもこれ脱げやすそうなの」と女性
すかさず
「靴なんて脱げたら履けば良い。脱げやすいなら歩かなきゃ良い。悩むなら買ってしまえばいいっw」
とおじさま!!!
その後も気になる御発言がどんどん出た☆
「男が買い物で出すのは口じゃなくカードだ!」
「色違いも買わなくていいのか?」
「おっと、カード投げてしまった」(???)
いやはや
クリスマスプレゼントにもらった一足の靴を大切にしている女がいる一方で
TSUTAYAレンタル4本1000円のような勢いで4足を手に入れる女性もいらっしゃる
ついつい聞き耳立てちゃったの いたって庶民なわたし ♪
パレートの法則が過る中で 別のお方を思い出したのです
『マリア—アントワネット』/キルスティン・ダンスト
彼女だったらきっと
「靴が買えないのなら馬車を呼べば良いわ♡」
と言ってくれることでしょう
賛否両論あったソフィアコッポラのこの映画
わたしはすごく好きだった
こんなに贅沢な映画ってなかなかない
見ているだけで幸せになれる映像って 思っている以上にない
個人的にキルスティンダンストが好きというのもあるのだけど
色使いや小物1つ1つが キラキラと女の子を魅了する映画だった
いつもながらの偏りある選曲もさることながら
この映画の何よりも素晴らしい点は みずぼらしいアントワネットが出てこない事
亡命前で映画が終わるの
女の子の夢だけが詰まった完璧主義な映画
永遠のお姫様なんだよね マリーアントワネットって
永遠が続けば良い
夢から覚めたくない というのが女の性だと思う
血税できらびやかにすごした彼女への代償は自分の血だもの
そんなリアルすぎる現実は見たくないというもの
だから私がCHANELで見たカップルも きらびやかな面だけを心にとどめておくのです
“おくつ4足!!!うらやましぃ〜♡”ってね
『マリー・アントワネット』 2006年